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塗料は半製品?

完成されていない製品

塗装業界の中では塗料は半製品と言われています。
半製品とはまだ完成していない製品の事。
塗料を塗って初めて製品として完成するということですね。

だからこそ知識と技術と経験が必要!

半製品だからこそ高機能、高性能、高価な塗料を選定しても、塗る技術や知識が劣ると本来の効果が発揮されません。

  • 下地処理はしっかりしたか。
  • 下地の状態に合わせて塗り回数や塗料を考慮しているか。
  • 下塗り材は部位や材質に合ったものを選定しているか。
  • 塗料の乾燥時間、希釈率、塗り回数等の規定を守っているか。
  • 塗布量、膜厚を計算して塗装しているか。

上記のように塗装するのにも様々な知識と技術と経験が必要なのです。


塗ってしまえば、適切な施工をしていなくても分かりにくくなります。

ごまかそうとすれば、ごまかせる業種でもあるのです。

ここに塗装屋としての信頼やプライドが分かれるポイントだと思います。

「一番高価な塗料を塗ったから大丈夫。」は、正確ではありません。

優れた塗料を適切に塗ってこそ本来の効果が発揮されるのです。


まとめ

  • 塗料は塗って初めて完成品となる。
  • 塗料の本来の機能を発揮するには施工時の知識と技術が必要。
  • 塗料の選定よりも業者の選定が重要。

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